Program Overview
Evaluate value,
Support decisions,
Improve outcomes,
Sustain healthcare.


Mission
プログラムのミッション
本プログラムのミッションは、医療技術評価(HTA)の理論と実践に精通し、医薬品や医療機器等に関する臨床上・医療政策上の意思決定を科学的根拠に基づいて支援できる次世代の研究者を育成することです。
本プログラムでは、多様な学問分野の知識を統合し、医療経済学、生物統計学、臨床疫学、倫理学等の視点から医療技術の価値を評価する能力を養います。これにより、受講生が医療システムの持続可能性の向上や患者アウトカムの最大化、そして公平な医療提供に貢献することを目指します。
Feature
プログラムの特徴
{01}
学際的なカリキュラム
医療経済学や統計学、意思決定モデリングなどを統合的に学び、多角的な視点を養います。
{02}
公的分析班での
実践経験実務に直結した医薬品や医療機器の費用対効果評価をOJT形式で体験できます。
{03}
大学連携による
充実した教育環境立命館大学、京都大学、北海道大学の専門性を活かした連携教育を提供します。
{04}
国際的な視野を育む
海外事例や国際共同研究を通じて、グローバルな医療課題に対応する力を身につけます。
{05}
持続可能な医療制度を
支える知識効率的な医療リソース配分や適正価格設定の理論と実践を学びます。
{06}
幅広いキャリアパス
政策立案、製薬企業、国際機関など多様な分野でのキャリア形成を支援します。
{07}
医療技術評価の
最前線で学べる医療技術評価の最新手法を学び、実際の分析や評価をリアルタイムで経験します。
{08}
現場に直結した学び
公的機関や企業と連携したプロジェクトを通じて、課題解決力を高めます。
{09}
専門家による直接指導
国内外の医療技術評価専門家による実践的で高度な指導を受けられます。
{10}
学位論文の指導
HTA分野の専門教員が論文執筆を指導し、研究の質を高めるサポートを行います。
{11}
修了後の認定資格
プログラム修了時にHTA関連の認定証を取得し、キャリアに活かせます。
Areas of Study
学べる分野
本プログラムでは、公的分析担当者として必要とされる幅広い知識とスキルを習得できます。主に以下の内容を学び、医療技術評価を科学的に支える人材を目指します。
A.
医療統計
生存時間分析や
メタアナリシスなど、
HTAに必要な統計解析の
知識と技能を習得します。B.
医療経済
費用効果分析(CEA)、
費用最小化分析(CEA)などの
手法を学び、医療技術の経済評価を
実践する能力を養います。C.
医療政策
関連する医療制度の理解を深め、
政策提案や資源配分の
判断に必要な視点を学びます。D.
医療倫理
医療資源の公平な配分や
倫理的課題に対する深い
洞察を持ち、持続可能な
医療の在り方を考えます。E.
臨床疫学
臨床試験論文の
システマティックレビューや
メタ解析手法を学び、エビデンスの
統合と応用力を高めます。F.
データサイエンス
リアルワールドデータや
生成系AIの取り扱いを含む
最新のデータ解析手法を
学びます。G.
健康アウトカム評価
健康関連QOL
(Quality of Life)の
評価法を習得し、患者視点での
医療技術評価を行います。
Course Model
履修モデル
医療技術評価(HTA)教育プログラム、医療技術評価(HTA)を専門とする人材を育成するためのカリキュラムです。コース修了の条件は、以下の科目(必修4科目 / 選択2科目)の修得です。受講開始から4年以内の修了を推奨しており、モデルカリキュラムでは1年目春学期から受講を開始し、約1年半で修了できるスケジュールとなっています。なお、他大学院などで取得した単位が認定される場合(要申請)もあり、修了までの期間は受講者によって異なります。
注意
本プログラムの必修・選択科目は、プログラムの認定取得に必要なものであり、各大学の卒業単位要件とは異なりますので、別途確認が必要です。
| HTAコアレクチャー必修4科目 | 選択科目 | 学習ポイント | |
|---|---|---|---|
| D1前期 | 費用対効果評価演習I | 疫学Ⅰ、Ⅱ QOL・PRO評価法、 保健医療の経済評価、 医療マネージメント特講 | 公的分析の基本的な視点を学び、基礎知識を身につけます。 |
| D1後期 | 費用対効果評価特論I | 特論Ⅰで基盤となる知識を整理し、演習Ⅰ修了者はRA(リサーチアシスタント)として実践的な経験を開始します。 | |
| D2前期 | 費用対効果評価特論II | 特論Ⅱを通じて国際的な視点を学び、OJT(On-the-Job Training)を継続します。 | |
| D2後期 | 費用対効果評価演習II | モデル構築や統計解析の応用手法を習得しながら、OJTを引き続き実施します。 | |
| D3後期 | OJTを継続しながら、学位取得に向けた研究活動との両立を図ります。 | ||
| D3後期 | 学位取得に向けた最終段階として、OJTを継続しつつ研究の集大成に取り組みます。柔軟なスケジュール調整が求められる時期です。 |
Desired Talent
求める人材
本プログラムでは、以下のような
志向や能力を持つ学生を求めています。
探究心と
倫理観を持つ人物医療技術評価における新たな知識を追求し、研究を通じて社会に貢献したいと考える方。公平性と倫理性を重視し、社会正義を実現するために努力できる方。
学際的な
視点を持つ人物医療経済学、疫学、統計学、公共政策、臨床医学など、複数の学問分野に興味を持ち、それらを統合して問題解決を図れる方。
批判的思考と創造性を
発揮できる人物医療技術評価の課題を論理的に分析し、新しいアプローチや方法論を開発する意欲のある方。
グローバルな視野を
持つ人物国際的な医療課題にも関心を持ち、世界規模の医療政策や医療技術評価に貢献したいと考える方。
コミュニケーション能力と
チームワークを重視する人物専門家や政策立案者、患者、産業界のステークホルダーと効果的に連携できる能力を持ち、協働を通じて成果を生み出すことができる方。
Career Path
キャリアパス
HTAプログラム修了後は、医療技術評価の専門知識を活かし、公的分析機関にて医療技術評価の専門家として活躍することが望まれます。また、大学、製薬企業、医療コンサルタントなど、医療の持続可能性を支える重要な機関へ、多岐にわたるキャリアパスが広がります。
01

公的分析機関
国立保健医療科学院(C2H)、立命館・慶應義塾大学の付属機関などで、医療政策の立案や医療技術評価の専門家として活躍。政府や自治体と連携し、医療の持続可能性を高めるための分析・提言を行う。
02

大学教員
医療技術評価や医療経済、政策研究の専門分野で教育・研究に従事。次世代の研究者や医療政策立案者を育成し、HTAの学術的発展に貢献。
03

製薬企業
製薬企業のHTA部門やマーケットアクセス部門で、医薬品の費用対効果分析を担当。新薬の価格設定や保険適用の申請戦略を策定し、医療経済の視点から市場参入を支援。
04

医療系コンサルタント
製薬企業・医療機器メーカー向けのコンサルティングファームで、HTA分析や市場アクセス戦略の策定を支援。エビデンスに基づく意思決定のサポートを行い、クライアントの競争力向上に貢献。
05

医療系データベース企業
リアルワールドデータ(RWD)や医療ビッグデータを扱う企業で、データ解析を活用し医療リソース配分の最適化を支援。医療機関や行政との連携を通じ、医療の質とコストのバランスを改善。
06

CRO(医薬品開発業務受託機関)
製薬企業の開発パートナーとして、臨床試験やデータ管理を担当。 HTAを活用し、新薬の市場投入に向けた試験設計やエビデンス構築を支援。
07

官公庁・自治体
官公庁や自治体の医療・福祉部門で活躍。医療技術の適正な評価や制度設計に関わり、医療の持続可能な運営に貢献。